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2024年10月
神奈川県湯河原町
湯河原で一人客可の手頃な宿はないかなと探していて、格安かつ部屋にトイレあり、温泉も入れる宿泊施設を見つけたのでチャレンジしてみました。
この築100年近い木造古民家の玄関で靴を脱いで上がります。
入って受付です。
「当館では原則キャッシュレス決済をお願いしております」とサイトに書いてあったので、現地支払いの入湯税もそうかと思ったら現金のみでした。
湯河原リトリート円荘の客室
館内はリノベーションされているのできれいです。
客室のドア。
オープン!
ほぼ寝床です。ベッドマットも枕も私には硬かったです。
部屋に洗面台があるのは良いです。テレビはありませんが私は特に困りません。
ドア側。
その横に最新トイレも完備。良いです。
部屋にシャワーやバスルームはありません。代わりに他ホテルの温泉に入れます。このカゴが通行証代わりです。
中にはバスタオルと、初めて見た使い捨てフェイスタオルが入っていました。これ、意外と丈夫でしっかり洗えて良かったです。
部屋は古い木造なので隣や外の音は響きます。気になる方は私愛用の耳栓持参でどうぞ。
外湯の温泉
早速温泉に出かけてみましょう。
私は外履きサンダルを持参しましたが、宿のサンダルも借りられます。
ゆがわら水の香里
1つ目は徒歩3分ほどの大き目のホテルです。
フロントであいさつし、エレベーターで5階の大浴場へ。
ゆがわら水の香里の客数が多いので、チェックイン時間直後でもそこそこ入浴客がいました。
湯温は40~42度くらい、循環式。露天風呂の入口がわかりづらいので隅っこをよく見てください。
露天風呂はまあまあ良かったですが、厨房の排気がかなり流れてきてめちゃくちゃ料理の匂いがしていました。
湯もと小町館
もう1つは、湯河原リトリート円荘にほぼ隣接の地味なホテルです。
フロントは無人で、ここの宿泊客は先ほどの ゆがわら水の香里でチェックインするスタイルのようです。ロビーにはスタッフはもちろん、客も誰もいません。
なんか大丈夫なのかな…とさすがの一人好きの私も若干不安になりつつ、階下に降りて温泉へ。
かけ流しのいいお湯出現!私には少し熱かったですが、誰もいないので水を足させてもらいました。極楽。
実質地下なので露天はもちろん、眺望も窓もありません。
2回来ましたが、最後に1人同じ宿から来たと思われる人とすれ違っただけでほぼ誰とも会わず、寂れた感じが個人的に良かったです。
どちらも宿から外に出ないといけないので雨の日や荒天時は面倒だと思います。
湯河原リトリート円荘の共有スペース
3階のこちら。
シンクと電子レンジがあります。IHプレートはありますが使えないので調理はできません。ケトルもあるけどカップはないのでカップラーメンとか用かな?
冷蔵専用の冷蔵庫もあります。未開封の市販食品に限り持ち込み可能です。
しかし、飲食スペースは1階なので持って降りないといけません。館内の階段はすべて急こう配のため、物を持っているときは特に注意です。
1階の飲食スペースには他客もいなかったので、遠慮なく夕食タイム開始!
近隣にコンビニや売店は無いので注意です。私は湯河原駅近くのエーコープで仕入れてきた総菜に地元のレモンをかけまくっていただきました。
そんな感じで、ゲストハウス風の個室宿で外湯を楽しみたい方にはいいかもしれません。
湯河原リトリート円荘の予約はじゃらんがおすすめ